単身赴任の準備とお金
夫の単身赴任で家計が苦しいのはなぜ?4つの漏れ口と夫への切り出し方赤字の原因の見つけ方と、責め合わない見直し方

先に結論
赤字は4つの漏れ口のどこかにたまっています。先月の明細を4つに分け、増えた所から手を打ちます。
- 赤字の原因は、会社の制度・夫の食費・帰省費・本宅の食費のどれかです
- 夫とは額でなく費目の表で話し、1つの費目を1か月試して見直します
- 帰省費と夫の食費は最後に回し、本宅の食費は週1回の注文に置き換えます
夫の単身赴任で家計が苦しいのは、二重生活で増えた生活費が、4つの漏れ口のどこかにたまっているからです。漏れ口は、会社の制度で受け取れる分と、夫の食費と付き合い、帰省費と本宅の食費の4つです。
節約術を試す前に、先月の明細で、わが家の生活費がどこから漏れているかを確かめます。削らないほうがよい費用は残して、効く順に1つずつ試すと、夫と責め合わずに話を進めやすくなるでしょう。
手当の額が同じでも、会社が持つ費目しだいで家計から出る額は変わります。手当が出ていても赤字になるのは、そのためです。夫の単身赴任で本宅に残る妻に向けて、2026年10月時点の情報で整理しました。
単身赴任で家計が苦しいのは4つの漏れ口から|わが家はどこか先に確かめる
この章の答え
単身赴任が始まると、本宅の暮らしはそのままで、赴任先の生活費が毎月上乗せされます。上乗せのうち会社が持たない費目と、食べ方で増えた費目が、通帳の赤字になって出てくるのです。
赤字の原因は4つ|会社の制度・夫の食費と付き合い・帰省費・本宅の食費
4つの漏れ口は、それぞれ見る書類が違います。
| 漏れ口 | よくある形と、見る書類 |
|---|---|
| 会社の制度で受け取れる分 | 帰省旅費や家賃補助の申請漏れ、精算待ち。夫の会社の赴任規程と給与明細で確かめる |
| 夫の食費と付き合い | 外食とコンビニ、飲み代が月ごとにぶれる。夫の口座とカードの明細で確かめる |
| 帰省費 | 交通費に、帰った週末の外食や土産が上乗せされる。本宅のカード明細で確かめる |
| 本宅の食費 | ワンオペの日の惣菜や外食、買い足しが増える。スーパーのレシートで確かめる |
表の「精算待ち」は、夫が立て替えたまま、まだ会社から戻っていないお金のことです。戻るまでは本宅の家計から出たままなので、赤字に見えます。
会社の制度と夫の食費は夫の側、本宅の食費は妻の側で起きる漏れ口です。帰省費は夫の口座と本宅のカードの両方から出ていることが多く、いちばん見落としやすい行でしょう。
同じ手当の額でも、会社が持つ費目と食べ方しだいで、家計は赤字にも黒字にもなります。そのため、夫の食費や帰省費に「月いくらなら普通」という共通の目安は作れません。比べる相手は、よその単身赴任の家ではなく、赴任前のわが家です。
通帳とカード明細で、先月の出費を4つに分ける手順
家計簿がなくても困りません。先月1か月分の明細があれば十分です。
先月1か月分の明細を集める
本宅の通帳とカード明細に、夫の口座から引き落とされている費目を書き足してください。赴任前の月と並べる
単身赴任前の同じ費目と比べて、増えた行に印を付けます。増えた行を4つの漏れ口に振り分ける
外食は、夫の分か本宅の分か、帰省の週末の分かを分けて書いておくと、あとで迷いません。いちばん増えた漏れ口から手を付ける
打ち手は、この先の章に漏れ口ごとにまとめました。
単身赴任前の月の明細が手元にないときは、通帳の記帳やカード会社の会員ページで、さかのぼって見られるかを確かめます。見られなければ、赴任して最初の月と先月を並べるだけでも、増え続けている行は見つかるでしょう。
赴任先の生活費が出ていく夫の口座が見えない家は、額より先に費目だけを夫に書いてもらうと話が進みます。費目が並べば、夫婦で同じ表を見ながら話せるからです。書くのも面倒がるなら、夫の食費と付き合いの行だけ、だいたいの額を電話で聞いて妻が書き込む形でも足ります。
赴任前に決めた渡す額や、生活費の内訳そのものを見直したくなったら、夫に渡す生活費の内訳と決め方で費目の表から作り直せます。
まず会社の制度で受け取れる分を確かめる|夫に人事へ聞いてもらうこと
この章の答え

制度を先に見るのは、受け取り漏れが見つかれば、家族の暮らしを何も削らずに赤字が減るからです。赴任規程は、単身赴任の手当や住まい、帰省旅費の扱いを会社が書き出した社内の決まりです。就業規則や旅費規程の中に入っている会社が多いでしょう。
夫に人事へ聞いてもらう5項目|手当・家賃補助・帰省旅費・光熱費・赴任の扱い
夫に頼むときのおすすめは、口頭で聞くより「規程を書面で見せてほしい」と伝えることです。
- 単身赴任手当の額と、見直される時期
- 家賃補助や社宅の自己負担の額と、精算の方法
- 帰省旅費が出るか。出るなら何回までで、精算の期限はいつか
- 赴任先の光熱費や家具家電に補助が出るか
- 今の扱いが単身赴任か、長期出張か
単身赴任は勤務地そのものが変わる扱いで、長期出張は勤務地が元のままで出張先にいる扱いです。会社によっては、長期出張だと単身赴任の手当や帰省旅費の対象から外れ、代わりに出張の規程で旅費などが出ます。
どちらの扱いかは、夫の辞令で勤務地が変わっているかを見ると分かります。分からなければ、人事に「今の扱いは単身赴任と長期出張のどちらか、それぞれ何が出るか」とそのまま聞いてもらえば十分です。赴任が延びたときも、扱いが変わっていないかを合わせて聞いておくと安心です。
答えが返ってきたら、表の「会社の制度」の行に、申請していなかった分と精算待ちの分を書き込みます。立て替えたまま精算していない帰省旅費は、節約より先に取り戻せるお金です。精算の期限を過ぎた分の扱いも会社の規程で決まるので、あきらめる前に人事に聞いてもらう価値があります。手当の額の決まり方は、単身赴任手当の相場と課税にまとめました。
手当は給与として課税される|手取りと翌年の住民税で見る
単身赴任手当は給与の一部なので、所得税がかかります。家計に入るのは額面ではなく、手取りで増えた分です。
月に何回までと決まって出る帰省旅費も、給与として税金がかかります。国税庁が質疑応答事例で、税金がかからない例として示しているのは、会議などの仕事で本宅のある地域へ出張し、その出張に合わせて自宅に帰るときの旅費です。
出典:国税庁「単身赴任者が会議等に併せて帰宅する場合に支給される旅費」(2026年10月確認)
住民税は前の年の収入をもとに決まるため、手当が出始めた翌年度は、給料から天引きされる住民税が増えることがあります。増える額は、夫の住民税の通知書を見るか、会社の給与担当か、住んでいる市区町村の住民税の窓口で聞くと分かります。分かった額を家計の表に先に書いておけば、天引きが増えた月も慌てずに済むでしょう。
夫と責め合わずに家計を見直す流れ|切り出し方から見直す日まで
この章の答え
額の話から入るとこじれやすいのは、夫には本宅の生活費が、妻には赴任先の生活費が見えていないからです。見えないまま額だけを比べると、どちらも「自分は削っている」と感じます。
切り出す
単身赴任が終わるまで続ける形にしたい、という目的から話すのがコツです。表で分ける
夫の出費と本宅の出費を、同じ表に費目で並べます。1つの費目を1か月試す
いちばん増えた行を1つだけ選びます。やり方を変えるのは、その行だけです。見直す日に表を開く
決めた日に、試した行の額を先月と見比べれば十分です。
「使いすぎ」ではなく費目の表で切り出す
切り出すときは、夫の出費だけでなく、本宅の生活費も同じ表に並べておきます。妻の側の増えた行も見せると、夫は責められていると感じにくくなります。表を出すだけで身構えそうな夫なら、初回は本宅の行だけを見せ、「家の側でここが増えた」と話すところから始めるとよいでしょう。
言い方の例です。
- 単身赴任が終わるまで続けられる形にしたいから、先月の出費を一緒に見てほしい
- こっちも惣菜が増えていたから、家の分も並べておいた
- 額を減らす話の前に、どの行が増えたかだけ確かめたい
- 夫の分を減らす前に、家の側で減らせる行から試してみる
話す場のおすすめは、表を画面で一緒に見られるビデオ通話か、帰省した日の夜です。LINEの文字だけで送ると、責めているように読まれやすいでしょう。
費目ごとに出どころを決め直す|会社・家計の口座・夫に渡す額・小遣い
増えた行が分かったら、その費目をどこから払うかを決め直します。
| 費目 | 出どころの例 |
|---|---|
| 赴任先の家賃・光熱費 | 会社負担の分を除いて、夫の口座から |
| 通信費 | 家族の契約にまとめて、家計の口座から |
| 夫の食費・日用品 | 夫に渡す生活費から |
| 帰省費 | 帰省費の行を別に作り、家計の口座から |
| 付き合い・趣味 | 夫の小遣いから |
小遣いと生活費を分けておくと、飲み代が増えた月も食費の行は崩れません。帰省費を別の行にしておけば、帰る回数の話を食費と混ぜずに済むのも利点です。
共働きの家は、住宅ローンや教育費のような共通の費用を2人の収入から出す形がおすすめです。単身赴任先の費用は夫の口座から払うと、どちらの負担が増えたかが表で見えます。
「これ以上減らせない」と言われたら|1か月だけ試して見直す日を決める
夫に「これ以上は減らせない」と言われたら、額の話はいったん置きます。1つの費目だけを、1か月試す形に切り替えるのがおすすめです。
たとえば、飲み会は月2回までのように回数で決める、平日の夜だけ冷凍のおかずにする、のように小さく決めるのがコツです。付き合いの席を断りにくいことや、子どもの顔を見に帰りたい気持ちも、単身赴任中の夫の側の事情として、表に行を作っておきます。
見直す日は月1回にします。給料日の翌日のように2人が思い出しやすい日を選び、カレンダーに入れましょう。
削らないほうがよい費用と、効く順の打ち手
この章の答え

帰省費と食費を後回しにするのは、帰省費は家族が顔を合わせるための費用で、食費は夫の毎日の体調にかかわる費用だからです。この2つを先に削ると、赤字は減っても単身赴任を続けるのがつらくなります。
帰省費と夫の健康に関わる食費は残す|代わりに見直す飲み代・通信費・保険
節約を始めると、目に見えやすい帰省費と食費から手を付けたくなりますよね。先に見直すのは、減らしても暮らしの形が変わらない費目です。通信費や保険のような固定費は、一度見直せば毎月の支出が下がったまま続きます。
- 付き合いの飲み会を、月に何回までと決める
- 夫婦の通話は無料の通話アプリにまとめる
- 赴任先と本宅で二重に払っている保険やサブスクを書き出す
- 夫のスマホと家族の契約をまとめられるか、契約先に聞く
二重の保険とは、たとえば赴任先の部屋で入った家財の保険と、本宅の保険で補償が重なっているような契約です。単身赴任で住まいが2つになり、動画や音楽のサブスクを本宅と赴任先で別々に契約している家もあるでしょう。
保険は、契約の中身と重なりを確かめるところまでにとどめます。解約するかどうかは、保険会社かFP(ファイナンシャルプランナー。家計や保険の相談にのる専門家)に相談してから決めるのが確実です。
帰省費は回数より、行き方と帰省時の出費で抑える
帰省費は、帰省1回分の交通費の行と、帰った週末の外食や土産の行に分けて見ます。交通費は、新幹線や飛行機なら早めの予約で割引の運賃が使えるか、車なら高速道路の割引が使える時間帯かは、夫に調べてもらうと早いでしょう。
帰省の週末の外食と土産は、1回の帰省でいくらまでと家計の行で決めておくと、帰るたびに迷いません。
回数を減らしたいときは、会社が出す帰省旅費の回数を先に確かめてから、夫婦で決めます。会社持ちの回数まで減らすと、家計は助からないのに家族で会える日だけが減ってしまうからです。
夫の食費は外食・コンビニを置き換える|手作りおかずの冷凍便と宅食
単身赴任先で自炊をしない夫には、置き換える先を用意すると外食の日が減ります。平日の夜の分だけでも置き換えれば、食費の行の月ごとのぶれは小さくなるでしょう。
どちらにするかは、今の外食1回分と、置き換えた1食分の額を並べて決めるのがいいでしょう。手作りを送る家は、夫に送るおかずの量・容器・冷凍便の出し方で作る前に決めることを確かめられます。
本宅の食費が増えた家に勧めるのは、生協の食材宅配
この章の答え
生協を勧めるのは、献立と買う物を週1回の注文で先に決めるので、夕方に店へ寄る回数そのものが減るからです。明細を分けて本宅の食費の行が増えていなかった家は、この章を飛ばして次の章へ進んで大丈夫です。
夫がいなくても本宅の食費が減らない理由
単身赴任で夫の分の生活費が減っても、子どもの分の作る量と、買い物に行く回数はほとんど変わりません。ワンオペの日は夕方に店へ行く時間がとれず、帰り道の惣菜や休日の外食で埋める日が増えます。
惣菜に頼る日が増えるのは、1人で回す時間が足りないからです。家計を管理する腕の問題ではありません。買い物の回数を減らす仕組みに替えるほうが近道といえます。
生協の食材宅配で変わること|買い物の回数と予定外の買い足しが減る
生協の食材宅配に替えて変わるのは、次のところです。
- 週1回の注文で献立を先に決めるので、店での予定外の買い物が減ります
- 米や飲み物のような重い物を、子どもを連れて運ばずに済むのも助かる点です
- 冷凍食品や下ごしらえ済みの食材を、惣菜の代わりに使えます
パルシステムは、注文した商品が毎週決まった曜日に届く生協です。注文した商品の代金とは別に、パルシステム手数料という費用がかかります。手数料は商品が届くかどうかに関係なくかかり、額と何に使われる費用かは、パルシステム生活協同組合連合会の公式サイトで、地域の生協ごとに確かめられます。
惣菜や外食より安くなるかは、家ごとに差が出るところです。地域の手数料を足した1か月分の見込みと、先月のレシートの惣菜・外食の額を並べて決めるのが確実です。
出典:パルシステム生活協同組合連合会「パルシステム手数料とはなんですか?」(2026年10月確認)
コープデリも、パルシステムと同じく注文した商品が週1回届く生協で、どちらが使えるかは住んでいる地域の配達エリアで決まります。編集部はどちらも使っていないので、勧める理由は使い心地ではなく、買い物の回数が減る仕組みのほうにあります。
手数料や勧誘など、気になる点を条件で確かめたいときは、パルシステムの悪い口コミと条件で見た実際を読んでから決めるのがいいでしょう。
コープデリの地域に住んでいる家は、コープデリの悪い口コミと条件で見た実際で同じ点を確かめられます。
資料請求から初回の配達までに起きること
パルシステムの入り口は、加入する前に試せるおためし宅配です。申し込んでから最初の配達までは、次の順に進みます。
配達エリアを確かめる
住所が配達エリアに入っているかを、公式サイトで確かめてください。おためし宅配か加入を申し込む
迷っているなら、おためし宅配か資料の請求で止めておいて大丈夫です。配達の曜日が決まる
届く曜日が決まり、利用の案内がメールで届きます。1週間ごとに注文する
翌週の決まった曜日に、注文した商品が届く流れです。
おためし宅配の間は、出資金と手数料がかかりません。出資金は、組合に加入するときに預けるお金で、額とやめるときの扱いは公式サイトや資料で確かめられます。
おためし宅配は3週間で、続けない場合は3週目の注文の締め切りまでに解除の連絡をする仕組みです。連絡をしなければそのまま組合員になり、出資金の支払いが始まります。申し込んだ日に、3週目の注文の締め切り日をスマホのカレンダーに入れておくと、忙しい週でも忘れずに済むでしょう。
出典:パルシステム生活協同組合連合会「おためし宅配」(2026年10月確認)
生協が向かない人と、別の選択肢
この章の答え

生協は食材が届く仕組みなので、料理する時間と気力が必要です。台所に立つ余力がない時期は、手間ごと外に出せる方法のほうが続きます。
料理する余力が無い・配達エリア外|ミールキットと作り置きの宅配
ミールキットは、献立と必要な分の食材がセットで届き、レシピどおりに作ると1食ができるサービスです。食材を自分で選ぶ生協と違い、献立ごと届く点が特徴で、ヨシケイがその1つにあたります。
料金と配達エリアは、どちらも公式サイトで確かめてから選ぶのが確実です。ワンオペそのものが限界に近いと感じる家は、ワンオペが限界な時に今夜・今週・今月やることから先に読むのがおすすめです。
それでも赤字が続くとき|家計の相談先と、帯同・働き方を夫婦で考える
4つの漏れ口に手を打っても赤字が続くなら、単身赴任中の家計全体を外の人に見てもらう方法もあります。自分たちでは気づきにくい行が見つかることがあります。
最初の相談先は、夫の勤務先の福利厚生の窓口です。家計の相談窓口がある会社もあるので、人事部か福利厚生の担当に、夫から聞いてもらえば足ります。FPに頼むときは、相談料が1回いくらかと、保険などの商品を売る立場かどうかを申し込む前に確かめておくと安心です。
家族で赴任先についていく帯同を考えるなら、最初に確かめるのは、単身赴任があと何年続くかです。子どもの学年と転校の負担、妻の仕事の続け方も並べて、夫婦で話す材料にします。
帯同を決める前に確かめたいことは、単身赴任の期間と、決まった日に妻が確かめることにまとめました。
よくある質問
手当が出ているのに赤字になるのは、うちだけですか?
珍しいことではありません。手当の額が同じでも、家賃や光熱費、帰省旅費を会社が持つかどうかで、家計から出る額は大きく変わります。よその家と比べる前に、夫の会社の赴任規程で会社が持つ費目を確かめると、わが家の赤字の理由が見えてきます。
夫の使い道が見えなくて不安です。明細を見せてと言っていいですか?
言って大丈夫です。明細そのものより先に、費目ごとにだいたいいくら使っているかを書いてもらう形にすると、夫も出しやすくなります。本宅の出費も同じ表に並べて見せると、お互いの出費を確かめ合う話として進められます。
共働きの場合、二重生活の費用はどう分ければいいですか?
決まった分け方はありません。住宅ローンや教育費のような共通の費用は2人の収入から出し、赴任先の家賃や食費は夫の口座から払う形にすると、どちらの負担が増えたかが見えやすくなります。偏りが出たら、費目の表で1行ずつ出どころを決め直します。
家計が苦しいなら、夫の赴任先についていくほうがいいですか?
家計だけでは決めきれません。赴任があと何年続くか、子どもの学年と転校の負担、妻の仕事を並べて夫婦で考えます。ついていけば二重生活の費用はなくなりますが、引越しの費用や妻の収入の変わり方も合わせて見ておくと判断しやすくなります。
夫の食費や帰省費は、月いくらなら普通ですか?
共通の目安はありません。家賃や光熱費、帰省旅費を会社がどこまで持つかで、家計から出る額が大きく変わるからです。よその家の額ではなく、赴任前の同じ月の明細と比べて、増えた行と増え続けている行を探すと判断できます。
精算の期限を過ぎた帰省旅費は、もう戻りませんか?
扱いは会社の規程で決まります。あきらめる前に、夫に人事へ期限を過ぎた分をどうするか聞いてもらいましょう。これから先の分は、帰省のたびに精算の期限を家計の表に書いておくと、立て替えたままになりにくくなります。
まとめ
- 単身赴任で家計が赤字になる原因は、会社の制度・夫の食費と付き合い・帰省費・本宅の食費のどれかにあります
- 夫とは額の多い少ないより、費目の表で話し、1つの費目を1か月試すのがおすすめです
- 帰省費と夫の食費は最後に回し、本宅の食費は週1回の注文に置き換えます
今週やることは2つです。
- 先月の通帳とカード明細、スーパーのレシートを集めて、4つの漏れ口に分ける
- 夫に赴任規程を書面で見せてもらうか、5つの項目を人事に聞いてもらう
分けたら、赴任前より増えた生活費の行のうち、いちばん大きい行を1つだけ選び、1か月試します。本宅の食費の行がいちばん大きかった家は、パルシステムの配達エリアと地域の手数料を公式サイトで確かめるところから始めると、無理なく進められます。
出典
- 国税庁「単身赴任者が会議等に併せて帰宅する場合に支給される旅費(質疑応答事例)」(2026.10.18確認)
- パルシステム生活協同組合連合会「パルシステム手数料とはなんですか?」(2026.10.18確認)
- パルシステム生活協同組合連合会「おためし宅配」(2026.10.18確認)
更新履歴
- 2026.10.18 公開